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名前

名前は、「悠基(ゆうき)」「悠雄基(ゆうき)」「智基(ともき)」「悠燈 (ゆうと)」...かなり考えた。「ゆ」にこだわった訳ではないが、なんと なく選んだものがこうだった。親とも相談したが、「悠澄(ゆうと)」とし た。字は少々難しいので、中学まで漢字では書けないかもしれない。それ でも、漢字自体にも興味を持って欲しいし、外人にも発音できるものにし たかった。そして、「澄んだ心を持ち続け、憂いも喜びも呑み込んで悠々 と流れる大河の如く生きていけるように」、という想いを込めて、これを 選んだ。大きな子になって欲しい。私達2人は御腹に居る間、この子を 「元気」と呼んでいたので、その切換えには、しばらく悩まされた。2人 目も御腹に居る間は同じ名前で呼ぶだろう。

悠澄の入院生活は至って健康だった。無呼吸の原因は結局判らずじまい だ。疑わしいのは空腹時の血糖値が基準値に達していない点だけ。1週間 後の9月30日(月)に無事退院。翌週の検査でも血糖値の問題は出ず、現 在至極健康で、元気に3時間毎に親を起して暮らした。無呼吸は、入院以 来1度も起きてはいない。