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クロ現)極点社会~新たな人口減少クライシス~

極点社会~新たな人口減少クライシス~ 2014/05/01 増田寛也 東京大学大学院 注意 誤解 高齢化社会=高齢者は増加 高齢者すら減っている 社会の前提 コミュニティ維持 ある程度の人数が必須 女性の絶対数も減少 課題 大都市への流入 日本独自の問題 対策 声を聞く 地方で快適に暮らすためには? 危機感:薄い いずれにしても国策の問題 現象 少子高齢化高齢者の減少 減少集落 消滅集落 崩壊集落 労働者の移動 若年女性の減少 20~30代 大都市への集中 極点社会子供を育てるには難点更に少子化加速? 報告みよし市 高齢化率38% 若者の流出 経済基盤 高齢者の購買力 減少 JAの預金額 老人ホーム稼働率減空き室 徳島県 東京進出老人ホーム 予測 拍車 地方の人口流出 2040年 若年女性が半減する自治体流出原因地方に職場がない 東京がブラックホールのように… 安定した需要 流出した女性の実態 異性との出会いがない 仕事 必死 余裕が無い 不安東京で子育て? 経済面 東京:平均より2万高い 家賃 支援面待機児童 その結果? 出生率:低い 未婚率:高 例新宿:1未満 アンケート 予測 出会いがない 今は仕事に打ち込みたい 区の縮小 東京全体の問題 全国:1.09 予測 国の予測 373(20.7%) 専門家の予測 896(49.8%) 予測差の理由 人口移動推移の捉え方 首都圏への流入 専門家は今後も続く 就労領域のバランスを重視 医療や介護分野が鍵 既にアンバランスになりつつある 国は近々に収束する 東京への流出にはリズムがある オイルショック バブルリーマン・ショック

極点社会~新たな人口減少クライシス~」。少子化問題/高齢化社会問題をどう捉えるか。しかたがないでは済まされない、あるいは今なら打てる手があるんじゃないかという検証。国谷さんの言うように、高齢化社会というのは、単純に老人が増えていくものだと思っていた。老人さえ減っているのか。それが局所的に減ることで、就労場所にアンバランスが生まれ、職場需要の高低差によって人口流出入が起こる。破綻する未来は、等差級数的に迫り来るのではなく、拍車のかかった等比級数的に襲い来るのかもしれない。国の予測より、専門家の予測の方が正しい匂いがする。

しかし、解決策というか対策としてと訊かれて出てきた言葉は「危機感を持って若者たちの声に真摯に耳を傾けろ(意訳)」。そろそろこういう逃げは止めた方が良いのではないだろうか。渦に巻き込まれている者に、どう助かりたいですかと聞いているようなものだ。もうデータ整理をしている段階ではないのだろうなと、イライラしながら画面を見つめてしまう。解決仮説をもっともっと出して、シミュレーション論争すれば良い。

「あなたは地方に住みたいと思いますか?」その問いは誰でも考えられるのではないのか。「東京にあって、わが町にないものは?」「東京になくて、わが町にあるものは?」…多くの当たり前の問いに答えが隠されている。ほぼ二人を育てた私自身から見ても、今子供を産もうとするお母さんは、勇敢に見える。明るい材料がないんだから。だからこそ支援しなければと思うのだが。

官僚を含めた「上層部」の給料を半減させたら、若者が数人働き暮らせるという現実もあるだろう。持てる者がどうそれを手放すかという議論でもある。パイの大きさは永遠に同じでそれを効率よく奪うゲームだと思い込んでいたのに、過度にアンバランスな所得差と読み違いが根底からパイ縮小化へと向かわせている。

「象牙の塔にこもって数字をいじりまわしていればリスクを回避できるように思うかもしれないが、残念ながらそのやり方では行動も回避されてしまう(エクセレント・カンパニー)」という言葉を思い出した。