「無月経、疲労骨折・・・10代女子選手の危機」。華々しい舞台裏の熾烈な状況。金メダル何個の裏で進む、少子化の波。「儚くも美しく」から「長く強く」へ。アスリートの人生だけではない問題なのだろう。
10代の女生徒に女性ホルモンを投与するという異常さ。コンマ数秒を競う時代だからこそ、現役でいられる時間の短さも想う。あと聞きながら、昔東京マラソンだっけ、流血しながら完走した外国人選手がいたことを思い出した。年長になっても活躍できる人もいるけれど、それは自分も周りも細心の配慮と工夫があっての稀有のことなのだろうと、改めて。