「命を懸けた一票」、投票が夢と語る眼差しにたじろいでしまう。国を変えるには、それに相応しい大統領を選ぶこと、そう語る言葉が強く響く。同時に、聡明なゲストの語る解決策も、「人を育てる」。どちらも殺戮の反対側に位置する。
結論だけでなく、取材されていた層が、騒乱後に教育を受けた世代だと聞くと尚更に、教育こそが平和をもたらす唯一の術なのではないかと思ってしまう。けれど、問題は教育や民主化を押し進めてきた西欧諸国よりも、先にある平和実現の肝に到達しなければならないという現実だ。
CNN.co.jp : アフガン大統領選、6月に決選投票 元外相と元財務相が対決